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フミログ

発達障害、知的障害のことから日々の生活のことまで。

クールダウンエリアの確保

発達障害家族

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先日の模様替えから、二週間近く経ちました。
私は一週間程寝込みましたが、今はどうにか起き上がって、ぼちぼちと家事もできる状態になりました。
旦那はあれからしばらくは仕事に家事に休みなく動きながら、始めてしまった模様替えを進めました。

我が家は、家族全員が発達障害の診断を受けています。
そんな我が家の家族が上手くやっていくために、主治医から言われていることがありました。

一つは、兄弟をできるだけ離すこと。

我が家で兄弟仲良くは無い、と以前主治医から言われました。 
間違っても、同じ習い事に通わせたりしないこと。
兄弟で同じ対応をしないこと。それぞれの特性に合った対応をすること。
物理的に距離を置くこと。

私は子供達が小さな頃から、これを意識してそれぞれに接してきました。
その為かどうかはわかりませんが、今のところ子供達はそれほどひどい関係にはなっていないと思います。
聞いたわけではないので、本人達がどう思っているかはわかりませんが。

今回の模様替えは、この忠告を守るためのものでもありました。
子供達は同じ部屋で二段ベッドで寝ていたのですが、それぞれに個室を与える事にしたのです。

長男は比較的几帳面で自己管理もできるので、子供達の寝室に机も置いて自分で持ち物の管理をさせていたのですが、ADHDの次男は特性ゆえに自己管理ができませんでした。
なので私の寝室に次男の机を置いて、私の目の届く場所で勉強や持ち物の管理をさせていました。

去年の春に次男は中学校に入学し、持ち物をたくさん処分して、自分のキャパに収まるくらいになりました。
学校での支援も十分に受けられる様になり、余裕も出てきました。
今の次男なら自己管理をさせてみても大丈夫なのではと思ったので、個室を与えてみることにしたのです。

我が家の子供達にとって、一人になれる自分だけの空間というのは、とても大切なものです。
刺激に弱く、音や光に溢れる場所では居るだけで疲労します。人が多い場所に居れば、その場に居る人に同調し、やたらとテンションが上がったり、負の感情をキャッチして意味なくイライラしたりします。

リビングルームは、このマイナスな条件を満たしています。
疲れているときはリビングに居るだけで刺激を受けてしまって、ますます疲弊してしまいます。

そんな時に逃げ込める自分だけの安心できる空間があれば、爆発したり疲れきって動けなくなる前に、一息いれて冷静に切り替える事ができます。
クールダウンエリアですね。

発達障害の当事者にとって、クールダウンエリアを持つことはとても大事なことです。

発達障害当事者は、一般の方が思う以上に日常にありふれた事で疲労しています。
クールダウンエリアを持つことで、そこに逃げ込めば爆発を防げるという安心感を得ることができるのですね。
不安を一つ、払拭できるのです。

クールダウンエリアの条件は、まず本人が安心できる空間であることです。
音や光などの刺激が少ないことも大切です。

実際に日常的にクールダウンエリアでクールダウンするには、意識して訓練する必要があります。
まずは当事者にここは安心できる場所なんだよ、と思い込んでもらうことから始めるのです。
そのためのスペースの確保として、子供達それぞれに個室を与える事にしたのです。
思春期真っ只中の我が子達は、一般的に個室が欲しくなる年頃でもあるでしょう。

そしてもう一つ、我が家が上手くやっていくために必要な事は。
夫婦それぞれが一人になれる時間と空間を持つことです。

長男に個室として与えた部屋は、長いこと旦那が使っていた部屋でした。
過敏な旦那はイライラしやすく、度々爆発しては家族に強い影響を与えていました。
狭い我が家ですが、旦那に個室を与えて一人でクールダウンできる時間と空間を持つことによって、旦那の爆発で家族が疲弊する事が減りました。
本人にもその自覚があるようで、イライラし始めたらすぐに自室にこもるようになりました。

子供達に個室を与えるということは、旦那のクールダウンエリアがなくなる、ということになってしまいます。

さて、どうしたものかと。

残った部屋はリビングの隣の和室一部屋だけです。
そこを夫婦二人でお互いに干渉し過ぎないように使わなければなりません。
リビングの隣なので、あまり見映えのわるいこともしたくありません。

とりあえず思い付いたのが、ロフトベッドを使ってみるという事でした。
ロフトベッドで私のプライベートな空間を仕切ってしまうのです。旦那は体が大きいので、ロフトベッドで寝るのは厳しいので、私が使うことにしました。
見映えが良いかと言われれば、難しい所なのですが。
プライベートエリアは確保することができました。

旦那のクールダウンエリアについては、まだ本人とも相談しながら考えているところです。
狭い六畳の和室の中での事で、できることも限られます。
本人が落ち着ける場所であるなら、四角く切り取られた空間でなくても良いかなとも思っています。可能な限り音や光は遮れるように工夫してみようと思っています。
PCと旦那用のテレビを置いている棚の前に、ゆっくり休息できる旦那専用のソファ等を置いてみてはどうかと提案したら、まんざらではないようでした。
本人と相談しながら、家具店等を見て回って検討したいと思います。